麻薬密輸の英国女性、終身刑に

昨年の8月5日にワッタイ国際空港にて、ヘロイン約500グラムの密輸容疑で逮捕されたナイジェリア生まれの英国女性のサマンサ・オロバトール(20)が終身刑の判決を3日14時からの法廷にて受けています。

ラオスでは薬物関連の犯罪の場合は、最高刑で終身刑となりますが、拘置中に彼女の妊娠が判明しており、妊娠中の女性に対しての罰則がないため、終身刑となったようです。

なお、英国とラオス間の外交折衝により5月7日に囚人移送協定が結ばれ、彼女の身柄は英国に移送されることになっています。

 

彼女の事件は、人権問題なども絡んでCNN, AP, BBC, ロイターなどの欧米メディアが注視していました。