異変あり、ルアンパバーンの托鉢風景
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- カテゴリ: ルアンパバーン
- 公開日:2020年02月13日(木)22:52
2003年に初めてルアンパバーンを訪れてから、定期的に数年に一度訪れています。数えると10回ぐらいです。今回(2019/2020)は2016/05以来となり、昨年(2018/2019)は南部のシーパンドンを訪れたので3年半ぶりでした。
今回は、ルアンパバーンに1泊してルアンナムターに行き、ウドムサイのナムカットヨラパでのんびりした後、最後にルアンパバーンに2泊しました。
最初に???と思ったのはルアンナムターに行く前にインディゴハウスホテルに泊まったときのこと。郵便局、ツーリストインフォメーションのある交差点のすぐ近くです。交差点がよく見えるところで、午前6時50分と遅かったのですが、ホテルの屋上から見たけど托鉢はもうとっく終わっている様子でした。遅いことはわかっていたのですが、托鉢は日の出と合わせて行われるのが私の知る限りラオスでは通常で、この時期の日の出は06:45なので、まだやっているかも、と思って上からルアンナムターへの出発前に見ました。
2019/12/29 06:51撮影 インディゴハウスの屋上から
年末のときに直近で訪れたのは2013年でしたが、このときは06:30~07:00ぐらいに行われていました。それ以前も同様です。ネットでちょっと調べても観光客がフラッシュを焚かないように遅いとか、夏場は05:30だけど、冬場は06:30ぐらいといった記事を見かけます。
そして、ナムカットヨラパから戻ってきてカン川沿いにあるヴィラバーンラッカムに宿泊しました。このゲストハウスは静かなカン川に面しているけど、徒歩1分ほどで托鉢が行われているサッカリン通り3 Nagas Luang Prabang 前に行くことが出来ます。
このゲストハウスにチェックイン時に、托鉢は05:30~06:00に行われます、と説明を受けました。翌朝朝5時半になると托鉢の開始を知らせるお寺の太鼓の音が聞こえてきました。外はまだ真っ暗です。托鉢風景を見学に行くと、托鉢が始まっていました。
観光客が多いのはいつものことです。以前はタイ人が多かったのですがあまり見かけず、中国人の団体さんが多かったです。それでも喜捨する人は以前に比べて非常に少ないです。団体さんと団体さんの間に間隔があります。おばちゃんが托鉢セットを売っていて座る椅子も用意しているのですが、かなり空いています。地元のラオス人も以前に比べて明らかに少ないです。
そして驚いたのが托鉢する僧侶の数の少なさです。今まで見た風景は、ルアンパバーンは各寺院から数十人の僧侶が集まり長い僧侶の列と成し、喜捨する観光客と地元の人たちでした。観光客に混じりながら、地元のラオス人が信心深く丁寧に喜捨する様子を垣間見ることができました。
今回はメインのサッカリン通りなのに3つぐらいの僧侶のグループだけでした。一つのグループは10名ちょっとです。ですので、あっという間に托鉢は終わってしまいました。
ちょっと遅かったのかなあ、と思い翌朝に再び托鉢を見学したのですがやはり同じでした。1月4日(土)と5日(日)です。今まで見てきた托鉢風景とは違います。午前5時半に固定化したのも観光客向けでしょうか?形式的に少しだけ托鉢をしているのでしょうか?
ちょっと気になることが他にもあり、たまたまではない気がするので別記事で書こうと思います。
行列を成しているように見えますが見えている僧侶でほぼ一つグループです。
15人ぐらいの僧侶のグループです。 後続のグループはいません。ここは一番渋滞するところでした・・・
こんな感じです。 後方に僧侶はいません。
席もガラガラです。
2020/01/05 05:47撮影
05:55です。すでに托鉢を行われていますが観光客もこの状態です。
ちなみに過去の様子はこんな感じです。違うことがわかると思います。
2016/05/04 06:09撮影
2014/08/24 06:25撮影
2013/12/30 06:43撮影
2007/12/29 06:51撮影
2003/08/22 05:55撮影 郵便局前です。
(2020/01)